Q. ツーバイフォーとはどんな材木ですか?
ツーバイフォーとは材木のサイズの事で材木の種類ではありません。
欧米で2インチ×4インチに加工した材木を使って家を建てていたので2×4工法と言うようになりました。使用される材木は一般的にはパイン(松類)、スプルース(トウヒ類)、ファー(モミ類)などがあります。
Q. 在来工法に比べて気密性は高いのですか?
建物全体が面(合板や石膏ボード)で覆われていますので気密性は抜群です!
しかし在来工法が気密性が低い訳ではないので誤解のないよう願います。 ツーバイフォー工法では高断熱、高気密をよりよく出来ますがデメリットもあります。それは「結露」です。
ここ数年では結露対策として真空サッシや二重窓、除湿機を窓側に設置するなどして結露防止に役立てています。
Q. 増築は出来ますか?
出来ます。増築する広さが土地にあればそれほど難しくありません。家を建てるときに将来増築出来るようにしておけば、建物を繋げるときに既存の部分をそれほど傷めずに増築出来ます。ただし確認申請などの手続きも必要になります。
Q. リフォームは出来ますか?
出来ます。例えば子供部屋など最初は広い間取り(ひとつなぎ)にしておいて、成長過程で2部屋に仕切り、それぞれにクローゼットを付けるなどのリフォームは良くあります。逆に既存の壁を取り外したりして2部屋を広い1部屋にするようなリフォームには構造計算をし、必要に応じて梁(はり)を入れるなどして施工すれば大丈夫です。ただし、場合によっては構造耐力上出来ないリフォームもありますので最初の設計段階で熟慮したほうがよろしいかと思います。